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エイトマンから伝えたい事。


日本のAV女優No.1を選ぶ『FANZAアワード2019』の最優秀女優賞ノミネート10名に、エイトマンの葵つかさと吉高寧々が選ばれました。 表彰式当日に大観衆の前でその10名が挨拶するのですが、葵つかさと吉高寧々だけがそのスピーチの中で【死】について語りました。
その華やかな表舞台で、
そんな場所には似つかわしくないのではないかと思われる【死】について。

「おばあちゃんになって死ぬ時、葵つかさになって良かったな、と思えるようになりました」と葵つかさ。
吉高寧々は「これからも人生で色んなことを経験していくと思うけど、自分がおばあちゃんになって死ぬ時に思い出すのは、絶対にAV女優だった自分だと思います」。

彼女達にはこれまで事あるごとに、「人生の選択の結果が正しかったか間違っていたかどうかは、死ぬ時になるまで分からない」と言い続けてきました。
言い換えれば「自分の死をリアルに感じることが出来れば、今悩んでいることの正しい選択が見えてくる」と。 様々な悩みを抱え続けてきた彼女達に何度も何度も言い続けてきた内容です。

その言葉を二人は自分の心の中に落とし込み、その言葉を自分のものとして、決して他者から言われてきた事など忘れる位、自分自身の魂の言葉として語っていました。 私自身も約20年前、幻冬舎の見城徹氏が雑誌のインタビューで語っていた内容に衝撃を受け、それ以来そのように物事を考え行動するようになっていったのでした。
まさに、私もその言霊を受け継ぎ、私がまた彼女達に繋げていく…。

彼女達は悩みもがき苦しみながらも、自分の人生に後悔することがないように全力で闘い、この仕事にまっすぐに向かい合ってきたんだと確信できたスピーチでした。

これまでいてくれたモデル達。今いてくれているモデル達。これから入ってくるモデル達。 誰一人として、この仕事を、そしてエイトマンを選んだことを、死ぬ間際に後悔させないように、これからもエイトマンはまっすぐに前だけ見て進んでいきます。

エイトマンがスタートして約15年。モデル達から本当に多くのことを学ばせてもらいました。 心から感謝しています。本当にありがとうございます。

2020.2.3

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